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経営のサポーター、ベルカラーコンサルティング 平川 奈々です。
今日はよく聞かれる質問「日本の製造業の強み」って何でしょうか? です。
日本企業の海外工場と、海外企業の日本工場、そして海外企業の海外工場を様々訪問した経験から言えることの一つは
「細かい作業ができる」ではないでしょうか。
はい?何を言っているの?とツッコミが入りそうですが、日本のものづくり企業だと「いや、普通にできますよ」というのが出来ないのが海外工場あるあるです。
例えば「折り紙」
折り方は忘れてしまったかもしれませんが、youtubeを見ながら鶴を折ってね、と言われたら、恐らくほとんどの日本人が綺麗に折れると思います。
これが海外に行くと…場所にもよりけりですが、まぁ見事に綺麗な鶴折れないんですね。
そもそも四角の紙を三角に端を合わせて折ることができない。
いやいや、そんなの誰でもできるでしょ?ってこれまたツッコミが入りそうですが、本当にできない人たくさんいるんです。
もちろん綺麗に折れる方もいますけど、少数派です。
「手が器用」「細かいものが得意」という標準レベルが日本は非常に高いと思います。
そしてそこに「独自に工夫する」という改善の考えが日本ものづくりにはあります。
改善は今や英語「Kaizen」として広く知れ渡っています。
また「美しさ」に関する考えも非常に細かいです。
これらがうまく組み合わされると、日本のものづくりって凄い!と世界から注目される要素ができると思います。
そんな素晴らしいものづくりの細かさと美しさを世の中に発信してみませんか?
一般社団法人 微細加工工業会主催、MICRO加工技術コンテストが開催されます!
https://bisai-monozukuri.com/lp/expert-bisai-creators/2022.html
微細加工工業会は 1mm以下の領域でものづくりの強みを持っている企業が中心となり、新たな産業領域を切り拓く活動をされています。
今回のコンテスト、3種類の部門がありますが、一番注目しているのは
「最大1インチ(25.4mm)角内」に収まるサイズで自由に製作できる1インチ部門
そして技術には自信があるけど、デザイナーさんの意見がほしい、という方に無料デザイン相談窓口を設けているのも大きな魅力です。
設計者のアイディアとデザイナーのアイディアって全く違うんですよね。ものすごく刺激的で、私はデザイナーと仕事するとき、いつも「くぅ、こんなアイディア出すのか…悔しいー!」って思ってました。笑
デザイナーさんに相談できると、また新しい発見もされると思いますよ。
小さいものづくりに自信がある方は是非ご応募を!
エントリーは今月末までです